バルタン誠路nのブログ

聖書についての随想、書籍感想

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

神のことばの真実さの背景

列王記第一17章を読んだ。 エリヤ登場の章だ。 ツァレファテのやもめと息子は、エリヤを救い、また 彼らはエリヤによって死から救われた。 そこには「かめの粉は尽きず、壺の油はなくならなかった」という奇跡もあった。 しかし、このやもめの息子が、病気に…

ソロモンの堕落と自由意思

列王記第二は、10章までが、ソロモンの栄華を記しているが、11章に入ると、一転してソロモンの背神ぶりが描かれることになる。あれほどの、謙遜と知恵に満ちたソロモン、「主を恐れることは知恵の初め」(箴言9:10)と自分で真理を言い当てた本人が、これほ…

ソロモンの王国とエデンの園

列王記第一の3章、4章を読んだ。 ここには、一言で言ってソロモンの王国の繁栄ぶりが描かれている。 知恵を求める謙遜、それを求めなかったがゆえに与えられた知恵と判断力、富と誉れ。 周囲の国との平和などなどが、ソロモンには備わっていた。 象徴的な…

パウロの誇り

コリント人への手紙第二11章21b〜27辺りに、パウロが自分について誇れることを長々とリストアップしているところがある。 大まかに言うと、イスラエル人としての純粋さ、耐えてきた迫害・困難の多さと酷さなど。私は、長年、単純に、ここは、パウロが、普段…