バルタン誠路nのブログ

聖書についての随想、書籍感想

2021-01-01から1年間の記事一覧

ソロモンの知恵

今朝、通読表に従って歴代誌第二1章から4章までを読んだ。 1章には、ギブオンでの出来事が書かれている。 ダビデの後を継いで王になりたてのソロモンがギブオンに行った時に、主が夢に現れて「あなたの心にあるものを何でも願いなさい。それを叶えてあげ…

ダビデの偉大さ 神殿建設準備

歴代誌第一22:14-16 「見なさい。私は困難な中で主の宮のために、金十万タラント、銀百万タラントを用意した。また、青銅と鉄はあまりに多くて量りきれない。それに、木材と石材も用意した。あなたは、これらにもっと加えなさい。あなたのもとには、石を切り…

ダビデの偉大さ、ナタンとガド

今朝、歴代誌第一21章を読んで教えられた。 この章には、先見者ガドが出てくる。 ダビデの生涯の中で、3度、先見者と言われる人が重要な役割を果たしている。 1回目は、ダビデが神殿を建てようとの志を表明したときに、登場したナタン。 ナタンのことは、…

巡礼者の定義 ワースビーより

ウォーレン・ワースビーのコメンタリーより 創世記26章23〜25節の解説 Like his father Abraham, Isaac was identified by his tent and altar (Gen. 26:25; see also 12:7-8; 13:3-4, 18). Isaac was wealthy enough to be able to build himself a fine ho…

ナアマンをめぐる人々

列王記第二5章にはアラムの将軍ナアマンのツァラアトからの癒しの記事が書かれている。 通常ここは、当然、ナアマンに焦点が当てられて読まれるのが普通だろう。 しかし、今回読んでみて、ナアマンの周囲の人たちに関心を持った。 ①ナアマンの妻に仕えてい…

信仰の普遍性と個別性

ローマ14章ロマ書の 前半ではパウロは主に「律法の行い」 と「信仰」、中でも「割礼v.s 信仰」を するどく対比させながら論を進めてきた。 この14章でより生活に密着する食物のことを取り上げる。ここでも「信仰」が キーワードだが、 前半とは違う意味合い…

自分はサムエルに似ているなぁ。サムエルは王、長嶋級?

サムエル記上 15,16章 サウルは 自分とよく似ている。 アマレクとの戦いにおいて、王アガグと分捕り物の中の最上の牛と羊は聖絶しなかったけれど、 それ以外は聖絶した。だいたいの方向性においては神の言に従っているが、それをやり抜くことをせず、 あと…

不可解な聖書箇所

マタイ 27:51〜53 51すると見よ、神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。地が揺れ動き、岩が裂け、 52墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる人々のからだが生き返った。 53彼らはイエスの復活の後で、墓から出て来て聖なる都に入り、多くの人に現れた…

創世記6章〜9章(ノアの大洪水)を読んで

①増水から転じて水が引き始めた分水嶺にあるもの 8:1を見ると「神は地の上に風を吹き渡らせた。すると水は引き始めた。」とある。 太陽が輝り始めて水が蒸発を始めた、となんとなく思っていたが、神様が用意されたものは、熱ではなく風だった。 滅びから命へ…

光あれ ー創造とことばー

創世記第1章の創造物語で、というか聖書全巻の中で、神が発した第一声は「光あれ」である。 天地は創造されたが、まだ混沌と闇の状態で生物は存在していない。 なので、この言葉を聞いたものはいない。正確に言うと、神以外にはいない。 いくつかの疑問が当…