バルタン誠路nのブログ

聖書についての随想、書籍感想

創世記

ぺヌエルのヤコブ

「ヤコブが一人だけ後に残ると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。 その人はヤコブに勝てないのを見てとって、彼のももの関節を打った。ヤコブのももの関節は、その人と格闘しているうちに外れた。すると、その人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるか…

アブラハムの生涯に思う

アブラハムの生涯は、3つの大きな試練にまとめることがでる。 ①行くところを知らずして出て行けとの召し(創世記12章~)、 ②約束の子がいつまでも与えられないジレンマ(15章~)、 ③イサクを献げよとの不条理(22章)。 それぞれを比較対象しながら、簡単…

イシュマエルは、嬰児イエスと少年イエスのひな型

【イシュマエル】 (創世記16:11,12) 「身よ。あなたは身ごもって 男の子を産もうとしている。 その子をイシュマエルと名づけなさい。 主が、あなたの苦しみを聞き入れられたから。 彼は、野生のろばのような人となり、 その手は、すべての人に逆らい すべ…

善悪の知識の木

「神である主は、その土地に、見るからに好ましく、食べるのに良いすべての木を、そして園の中央にいのちの木を、また善悪の知識の木を生えさせた。」(創世記2章9節) 「神である主は人に命じられた。『あなたは園の度の木からでも思いのまま食べてよい。し…