バルタン誠路nのブログ

聖書についての随想、書籍感想

イエスが準備された魚と弟子たちが取ってきた魚

ヨハネ21:1〜14にガリラヤ湖で漁に戻っていた弟子たちに復活の主が現れた記事。

岸には元々、イエス様がご自分で準備された魚が炭火焼きにやっていた。

そこに、不思議なイエスのアドバイスで弟子たちが取った153匹の魚から数匹が追加で並べられた。

エスの魚と弟子たち魚が炭火の上で一つとなったのである。

そして、13節に聖餐式のセリフのような言葉がイエス様から口から出る。

「イエスは来て、パンを取り、弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。」

この時の魚は、イエスがもともと準備されていたものなのか、弟子たちが取ってきた方なのか、区別がされていない。

炭火焼きの網の上で、この2種類の魚は全く一つとなったのだ。

ヨハネ17章でイエス様がしきりに祈られた「一つにしてください」の願いがこの焼き網の上で成就しているかのようだ。

焼き網の上で主と一つとなる。試練の中で、私たちは復活の主と一つとなるのであろう。